子供の時の引っ越しは単純に楽しい

今週のお題「引っ越し」

 

 引っ越しと聞いて、皆さんはなにを思うだろうか。

 荷解きの面倒さや新天地での人間関係、不慣れな場所で過ごすことになる憂鬱など、大人になるとマイナス方向に考えることが多い。

 でも、子供の頃の引っ越しは日常が崩れる一大イベントのような気がしてとても楽しかった。

 もちろん転校で友達と別れなきゃいけない悲しみもあったが、それよりも新しい家で過ごすことへのワクワクが勝っていた。

 

 ところで前の学校の友達って、転校したら全然連絡取らなくなるよね。

 女の子は取るらしいけど、男はなんか面倒臭くなったりして関係が途絶えたりするんだよね。

 それともそれは僕だけで、ほかの人たちは転校した後も友達だったりするんだろうか。

 

 とにかく、引っ越しには子供をワクワクさせる魅力があると思う。

 引っ越す前のガラガラになった見慣れた家や、引っ越した後の家というパーソナルスペースに何もものがないという異物感は、確かに子供の時の僕をワクワクさせた。

 今となってはマイナスのことを考えてしまうが、昔は引っ越しを純粋に楽しんでいたことが懐かしく感じる。